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2015年06月12日
被爆70年記念イヴェント-2015平和への祈り-の報告
- 日時
- 2015年8月1日(土)
- 場所
- 広島女学院中高校地 ゲーンスホール
- 参加人数
- 220名
被爆70年記念イヴェント-2015 平和への祈り- 報告
被爆バイオリンによるG線状のアリア(中島睦子さん高15演奏)で始まり、祈りの調べは和田(福原)之織さん(高35)のパイプオルガン「人よ汝の大いなる罪を嘆け」に引き継がれ約200人が集うゲーンスホールに厳かな鎮魂の思いが満ちた。
被爆証言では、土橋で被爆された野村久子さん(高女52專保2)が被爆直後の惨状を克明に語られ、「戦争に勝者はない。核の脅威の下に人類の未来も平和もない」と力強く結ばれた。
胎内被爆者の金信美幸さん(高16)は、父母の被爆日誌の記述より、「生き残った人も心の傷をかかえ生きるのに必死だった。森林の大火を一滴の水で消そうとした伝説のハチドリの様に私にできる平和貢献を続けていきたい」と語られた。
お二人の思いは、クワイヤアイリスによる「ヒロシマの河」の歌声となって響きわたり、最後に皆で聖フランチェスコの平和を求める祈りを唱和した。平和を願う思いを一人一人が心に刻み祈りを深めた豊かな時間だった。