現在のページ
TOP の下位の
同窓生の活動 の
2015年01月15日

同窓生の活動

2015年01月15日

反核平和活動家 サ―ロ―節子さん(高女56・大英2)の活躍について

昨年の12月にボランティア活動をしていますYouth Arts New York/Hibakusha Storiesの関係で、幸運にもVienna Conference of Humanitarian Impact on Nuclear Weaponというオーストリア政府主催の核廃絶に関する国際会議に出席させていただきました。

サーロー節子さんは、このYouth Arts New York/Hibakusha Stories (YANY)が毎年ニューヨーク市にて開催している高校生に被爆体験を語るというプログラムに積極的な参加をしていらっしゃり、そのご活動ぶりを拝見して大変、インスパイヤされています。

サーローさんは、今年の国連で開かれるNPT(核不拡散防止条約)見直し会議の準備会議である、ウイーンでの大切な国際会議にて証言者として、すばらしい証言をなさり、156か国から参加をしている軍縮関係の大使やNGOやNPOの組織人に大きなインパクトを与えられました。この活動ぶりは、中国新聞や朝日新聞にて報道されていますので、ご存じのことと思います。2日にわたる国際会議でしたが、会議の最後に、オーストリア政府代表者は、「オーストリア政府は核を廃絶することを誓う」と宣言されました。

サーローさんは、ウイーン滞在中には、この国際会議のみならず、ウイーンにある国連関連の学校や、ビジネススクールにても証言をされました。
ウイーン・ビジネス・スクールという高校での証言には、オーストリアの教育大臣、Gabi-Heinisch-Hosok Federal Minister for Education & Women's Affairsも参加されました。
サーローさんは、広島女学院の同窓会より寄贈された命を失われた広島女学院の生徒さんのお名前が書かれてている黄色いバナーを見せながら、被爆体験のすさまじさを'語られて、聞く人たちの心に響く証言をされています。(写真をご覧ください。)どんなに疲れていらっしゃっても、スマイルを忘れず、明確な英語で証言をなさるサーローさんは本当に素晴らしい平和活動家だと思います。


ニューヨーク地区長  竹内道
  • 反核平和活動家 サ―ロ―節子さん(高女56・大英2)の活躍について
  • 反核平和活動家 サ―ロ―節子さん(高女56・大英2)の活躍について
  • 前のページへ戻る
  • ページのトップへ戻る